2012年02月11日

iPAD



中国では、iPADの商標権をめぐる係争が本格化してきたようです。

昨年の12月に、プロビュー社が保有するIPADの商標権の帰属について、アップル側が一審で敗訴したため、プロビュー社が攻勢に転じた、ということのようです。

いろいろ情報を集めてみると、もともとはプロビュー(台北)からアップルが複数の国でのIPADの商標権を譲り受けたものの、その譲渡契約にプロビュー(深セン)が取得していた中国本土の商標権が含まれていなかった、という点についての争いから複雑な問題になってきたようです。

この争いは、日頃よく話題になる中国における著名商標の保護のあり方の問題というよりは、契約締結の際の問題の側面のほうが強いような気がします。(得られる情報も限定されているのではありますが・・・)

ただし、これは個人的な考えですが、社名などの重要な商標であれば、中国などの近隣の諸国へは早め早めに出願をしておくに越したことはない、とあらためて考えさせられました。

中国に進出する気はない、今はまだその時期ではない、といったお答えで社名を中国出願されないお客様も多いのですが、後になればなるほど社名が権利化できない可能性も高くなりますので。(本件のようにそもそも権利者がいるような場合は仕方が、そもそも仕方がないのですが)
posted by アイピーロー at 17:44| 日記